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前回の投稿の末尾にて、復活させた”Pages”が、現在調整中であることに触れた。(1stブログ閲覧ガイド / Page)
今回、その中の一つとして、今まさに取り組んでいる絵画作品について、その作業工程ログを掲載する”Page”
ギャラリーの片隅に設けられた、公開のアトリエブースの中に立つイーゼルというイメージ。
ガジェットドックと”Pages”の再編等、最新の閲覧ガイドは、後日投稿予定だが、絵画制作は、本ブログにおいて核となる部分である為、他の、ブログの体裁に関する項目に先んじてアナウンスする次第。#art #painting
今回、その中の一つとして、今まさに取り組んでいる絵画作品について、その作業工程ログを掲載する”Page”
On the Easel
を新たに設けることにした。(2ndブログも同様)ギャラリーの片隅に設けられた、公開のアトリエブースの中に立つイーゼルというイメージ。
ガジェットドックと”Pages”の再編等、最新の閲覧ガイドは、後日投稿予定だが、絵画制作は、本ブログにおいて核となる部分である為、他の、ブログの体裁に関する項目に先んじてアナウンスする次第。#art #painting
作業工程のログは、当初はTwitterにおける Dessin Timer という形で、次いで、Evernote のノートブック:現在の作業工程ログ(カレントプロセス) 内の1つのノートとして記録してきた。(尤も、後者は形ばかりで内容に乏しい。)
この経緯は下記参照。
その1ノートを、"On the Easel"にほぼそのまま移設する。
尚、Evernote のカレントプロセス内には、管理テーブルとしての同名のノートを設け、内容は作品名のみとする。並行制作の場合は、それらのタイトルが列挙されることになる。作品制作完了後、1作品単位でアーカイブ化する手順は従来通り。
凡例として、下記に現在制作中のもの示す。画像の添付は、基本的に公開に足ると判断した時のみ。
この経緯は下記参照。
その1ノートを、"On the Easel"にほぼそのまま移設する。
尚、Evernote のカレントプロセス内には、管理テーブルとしての同名のノートを設け、内容は作品名のみとする。並行制作の場合は、それらのタイトルが列挙されることになる。作品制作完了後、1作品単位でアーカイブ化する手順は従来通り。
凡例として、下記に現在制作中のもの示す。画像の添付は、基本的に公開に足ると判断した時のみ。
j.mp/1Q3Lz94 S.A : Picasa 3 and GIMP : Woman 71 - Sun (WIP) |
Date | Summary |
---|---|
2016-01-02 | メモ用紙に下描き。構想スケッチ。 正面やや下から見上げた女性の顔。右側頭部背後に純白の日輪。靡く髪と太陽光の尾がシンクロ。 |
2016-01-08 | GIMPに移行。画像を拡大して、ブラシで描画で、細部を調整。 これまでは、紙が駄目になりかけてからGIMPに移行していたが、方針転換。下絵作成の為、手段は選ばず。調整後、大きな紙に再度、鉛筆で描く予定。 |
2016-01-19 | 靡く髪の描画。太陽光線の放射と、出来るだけ方向を合わせる。線遠近法。太陽フレアという感じ。構図は旭日旗。 CGルール:グラデーションを安易に使わない。 油彩への移行の準備として、地道な手作りのグラデーションでなければならない。油彩画では、4層構造。下から、白下地+描画+光の白グラデーション+有彩色グラデーション。 |
2016-01-21 | 光の剣が頭を貫く。 |
2016-02-03 | 自分が紙に描いた作品よりその画像の方が、ソフトウェアによる”化粧”とバックライトによって数段良く”映る”。まるでそれ自体俳優のように。 太陽 : Sunburst -> 光源 : Illuminan |
2016-02-16 |
ところで、今回の変更に至る過程で、現時点で71番目を制作中のWomanの連作を、主にログの記録と生産性という視点で、年譜風に振り返ってみた。
まず、工業製品のように、定まった目標が在る訳ではないので、工程表など細かい計画は、自分にとっては気休めにすぎないということが分かる。
一方、2011年、支持体をA4コピー紙からA3ケント紙に移行させてから、2012年にかけては、多少の混迷はあったものの、質と作品数のバランスという観点から、比較的に理想に近い展開で制作出来ていた。
まず、工業製品のように、定まった目標が在る訳ではないので、工程表など細かい計画は、自分にとっては気休めにすぎないということが分かる。
一方、2011年、支持体をA4コピー紙からA3ケント紙に移行させてから、2012年にかけては、多少の混迷はあったものの、質と作品数のバランスという観点から、比較的に理想に近い展開で制作出来ていた。
ところが逆に、その間のログの記録はほぼ無い。頓挫の理由は、短い時間の縛りが無意味になり、繰り言が増え、マンネリ化した為だ。よく言えば、ログの記録を取るのが面倒になるほど制作に没頭していたとも言えるが、その後の生産性の低下を見るにつけ、現在は、後の自分へ向けて自分と対話する必要性を強く感じる。自覚的に作業することが指針を生み、継続性を保つことができるのだ、と思う。やはり、どんなにマンネリ化しようとログは必要なのだ。
年 | 作品数 | Woman | 備考 |
---|---|---|---|
2006 | 4 | 1 - 4 | *** |
2010 | 23 | 5 -27 | 2010-05-11から Twitter にてログの記録。 |
2011 | 29 | 28 - 56 | 一週ずらした三週間期限の三作並行制作。 ガントチャート、工程表の失敗。 2011-09-10 支持体をA4コピー紙からA3ケント紙に。 2011-10-24 Twitter にてログ記録休止。 |
2012 | 7 | 57 - 63 | 描く速さから、質へ。 |
2013 | 4 | 64 - 67 | 2013-01-13から2013-07-14、Twitter にてログの記録、散発的に復活。 Woman/67から Evernote にてログの記録。 CGによる描画の増加。 |
2014 | 2 | 68(A,B) | 5月、ブログ再開。 Woman/68から Evernote にてログの記録を日誌風表形式に。 |
2015 | 2 | 69,70 | ブログのカスタマイズ。 |
また、ログの記録が滞ったもう一つの理由は、その記録方法にあった。目抜き通りにあるようなTwitter でのログ記録は、人目を気にし凝った文章にすることが、当初は推進力になっていたが、マンネリ化してくると、それが重荷になり、ツイートをためらうようになってしまった。
そこで、裏路地のEvernote に場所を移し、気楽な文体で、一日単位の日誌風に切り替えたのだが、見た目の悪さ、表機能の使いづらさもあって、内容の乏しいものになった。今回は自作のブースが舞台であるから、程よい緊張を保ちつつ、よもや心が離れることはないと思う。使いづらければ、自分で改良すればいいのだ。
そこで、裏路地のEvernote に場所を移し、気楽な文体で、一日単位の日誌風に切り替えたのだが、見た目の悪さ、表機能の使いづらさもあって、内容の乏しいものになった。今回は自作のブースが舞台であるから、程よい緊張を保ちつつ、よもや心が離れることはないと思う。使いづらければ、自分で改良すればいいのだ。
さらに、第三の理由として、ブログの編集やカスタマイズへの執心、CGの習熟等により、作品制作にかける時間自体が削られたことが挙げられる。
前者は徐々に収束しつつある。今回の "On the Easel"を始め、迅速な更新の為の雛形は定まりつつあり、一時期は作品制作を差し置いて、夢中でイジッていたが、これからは本来の優先順位に戻したいと思う。
また、CGについては、あくまでも”下絵制作”と割り切り、これから敢えて依存度を高める予定だが、最終的な目標である油彩画から逆算して、自分にとって有用性の高い機能のみ取り入れ、手描きの感覚を鈍らせるような機能は、注意深く遠ざけたいと思う。
前者は徐々に収束しつつある。今回の "On the Easel"を始め、迅速な更新の為の雛形は定まりつつあり、一時期は作品制作を差し置いて、夢中でイジッていたが、これからは本来の優先順位に戻したいと思う。
また、CGについては、あくまでも”下絵制作”と割り切り、これから敢えて依存度を高める予定だが、最終的な目標である油彩画から逆算して、自分にとって有用性の高い機能のみ取り入れ、手描きの感覚を鈍らせるような機能は、注意深く遠ざけたいと思う。
●画像製作技法
GIMPにおいて、
”マップフィルタ / マップオブジェクト”
12.7. オブジェクトにマップ...を適用。
完成イメージは、奥へ傾いた、厚さ3,4センチ程の円形パネル。
事前に円柱の天井と側面のための二つの画像を用意。
天井用は、文字無し、円形の、見返り怒り猫のマスターに文字を被せ、
差の絶対値やオーバーレイなどレイヤーモードを調整したpng画像。
側面用は、方形の白い画像を、
芸術的効果/覆布化でそれなりのテクスチャーにしたもの。
この側面用の画像をアクティブにして、上記フィルタを適用、
マップ対象を円柱にし、天井に当たる上の画像に、上記png画像選択。
その後、円柱の半径、長さ、向き、物質、光源を調整という流れ。
もう一つの background 用に作成した画像は、
Script-Fu/魔術/円形モザイクを適用。
気味悪いほど簡単にできた。
パッケージ化されているので、誰にでも出来そうな既製品に近いが、
結果的にはとても気に入った。
小さな円の隙間は総て透明で、背景次第で印象が変わる。
なかなかに面白い発見。
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