No. | タイトル | 制作日 | 主な技法(GIMP) | |||
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1 | 署名の透かしについて | 2010/03/12 | テキスト | レイヤーモード | ***** | ***** |
2 | CG as Third Assistant ロゴ | 2010/05/02 | 解説製作中 | ***** | ***** | ***** |
3 | 結婚式の女の子(素描) ClubT購入商品画像 | 2010/06/04 | ヒストグラム | 明るさ・コントラスト | レベル | トーンカーブ |
4 | 2人の結婚式の女の子 ClubT購入商品画像 | 2010/06/04 | ヒストグラム | 明るさ・コントラスト | レベル | トーンカーブ |
5 | 竺仙デザインコンテスト応募 | 2010/08/01 | オブジェクトマップ | ロゴ効果(クローム) | ***** | ***** |
6 | ****** | ***** | ***** | ***** | ***** | ***** |
Picasaウェブアルバム内の同名のアルバムは、いわばCGのワークショップです。
言い換えると三番手の助手としてのCGです。
あくまでも絵画制作が主眼ですが、あまりに簡便に事を成し遂げられる為、時々本末転倒して脱線しがちです。
小さい絵やおおまかな絵ならCGは有効ですが、より大きな、より細やかな絵の為の助手の筆頭は、昔も今も、そして未来も絶対に、手ずから描くデッサンだと思います。
デッサンはカメラの生みの親です。カメラは意図通りの絵を実現するために作られました。しかし、いざ蓋を開けてみると、フィルムには撮影者の意図以外のものまで映っていました。その中には、確実に意図以上のものもありました。
最近の映画はCGの関わったものが多いですが、CGは意図以上のものは絶対に出てきません。意図以上を感じたとしても、そのほとんどはソフトウェア作成者の意図であり、一時的にもてはやされても、すぐさま続々と類似品が登場して、その席を譲るでしょう。スマートに意図以外を嫌うあまり、意図以上も失ってしまった感があります。まるでパンドラの箱をあえて閉じる話です。
絵を描いていると、自分にとってろくでもない、だらしのない個性が顔を覗かせ、意図以下に失望することも多々あります。それでも、私は自分の目のレンズを通して、脳のフィルムに記憶し、意図以上のものを指で印画したい。意図以上のもの、すなわちそれは私の個性の良い面です。
もちろんこれは願望にすぎませんし、出てくるかどうかは毎回賭けです。以上のことは、普通に絵を描く方には当たり前のことですが、CGの助けを借りるにあたり、脱線し、錯覚しがちな自分に自戒を込めて記しておきます。
とはいえ、この三番手の助手は、形についてはともかく、色については多くの助言を与えてくれます。あまりに組み合わせが多様なせいでしょうか。絵画作品の画像を実際の色に近づけようと、色調整などしていると、実物を凌ぐ色合いが出てしまう事など一再ではありません。
・・・長々書きましたが、早い話言い訳しています。私はCGのプロではありませんし、どんな立ち位置の方がご覧になるのかわかりませんが、ここではソフトや技法などを記録しながら、自分なりのCGとの付き合い方を紹介します。なお他のアルバムに既存の画像は、あえて品質を落としている場合があります。
2010/03/12
(2010/05/08 アルバムから転載)